LAZADAはご存知の通り、東南アジアで急速に成長を遂げているEコマースプラットフォームの1つです。また世界から販売を可能にさせたことで、世界各国から、セラーが目を向けています。
ただ、悩みの1つに日本国内からの配送についてどうやっていけば良いのかというお話です。実は、LAZADAでは日本ではかなり物流の仕組みを簡素化すしており、誰もが簡単に東南アジアに配送することが可能です。
他の国と違う日本のLAZADAの配送の方法
ここではまず他の国との大きな違うについてご説明致します。ここでのLAZADAは日本国内から東南アジアで受注され発送するLAZADA GLOBALの発送についてとなります。
LAZADA(ラザダ)を利用して日本国内から東南アジアに商品を発送する場合
実は、LAZADAは買い手への直接発送は禁止されています。その代わり、日本国内から東南アジアで購入したユーザーに送る場合の方法は2つで、まずLAZADA(ラザダ)のピックアップサービスを利用して、国内にあるフルフィルメントセンターに持って行ってもらい、その後各地域のユーザーに届ける方法と、直接、国内のフルフィルメントセンターに配送し、ユーザーに届ける方法があります。
関東周辺 :東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
関西周辺:大阪市内の北区、中央区、西区、大正区、天王寺区
上記以外の地域は、ピックアップサービスは使えませんが、少しずつエリアを拡大してきているため、今お住まいの地域でも利用が可能になる可能性があります。現在、このピックアップサービスは無料で利用ができます。
国内のフルフィルメントセンターに送るとその後どうなるか?
この物流サービスを利用することで、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6か国の各地域に発送をまとめて行い、各地域の倉庫に到着後、ユーザーの下にラストワンマイルまで対応してくれます。LAZADA(ラザダ)では、フルフィルメントセンター、仕分けセンター、ラストワンマイル配送施設等を含む400ヶ所の施設と、45社の物流パートナーと、配送の業務を行っています。越境ECにおいて、物流システムは大きな課題であり、円滑かつスピーディに発送ができ、ユーザーの購買にもつながっています。
発送はお早めに。発送日時は決まりがあります。
フルフィルメントセンターに発送する場合、6営業日前後までに発送を行う必要があり、超えてしまうと、キャンセルとなります。この曜日についてもラザダのセラーシステムから確認ができます。
発送ラベルはラザダセラーシステムから簡単に印刷
発送はバーコード化された発送伝票を印刷して貼るだけと、とても簡単です。ただ国内の物流業者と違い、取り扱いがかなり煩雑な場合があるため、できるだけ貼る用紙はしっかりとしたものをお勧めしています。
LAZADAはアメリカやヨーロッパからは香港に発送
日本お国内ではフルフィルメントセンターに発送することで、そのあとはお任せですが、アメリカやヨーロッパからは香港のフルフィルメントセンターに発送する必要があり、海外発送のため手間がかかります。
どちらにせよ素晴らしいLAZADAのフルフィルメントサービス
フルフィルメントサービスは、下記のメリットがあり販売側にとってもメリットが大きいものだと考えています。
・配送リードタイムを短縮し、売り手と買い手の円滑な取引が可能
・国内のLazada に発送するだけで、その後は全てラザダが対応してくれる
・ Lazadaのセラーセンターですべてを管理できる
・注文のキャンセルと紛失確率が減る
・配送失敗率の低減
・顧客満足度向上(統計的に証明されています)
・顧客は、配送のタイミングをサイト上で視覚で把握できるため、安心して購入が可能
ラザダでの各地域のフルフィルメントへの発送制限について
シンガポール
- 配送期限: 6-7 日
- 値の制限: なし
- 重量制限: <= 20 kg
- 寸法 < 1 kg: 240 mm x 162 mm x 240 mm
フィリピン
- 配送期限: 7-8 日
- 値の制限: なし
- 重量制限: <= 20 kg
- 寸法:900mm×900mm×900mm
インドネシア
- 配送期限: 6-7 日
- 値の制限: なし
- 重量制限: <= 20 kg
- 寸法:900mm×900mm×900mm
マレーシア
- 配送期限: 6-7 日
- 値の制限: なし
- 重量制限: <= 20 kg
- 寸法:900mm×900mm×900mm
タイ
- 配送期限: 7-8 日
- 値の制限: なし
- 重量制限: <= 20 kg
- 寸法: L+W+H <= 1200 mm
ベトナム
- 配送期限: 6-7 日
- 値の制限: なし
- 重量制限: <= 20 kg
- 寸法:900mm×900mm×900mm
ラザダを利用した東南アジアへの禁止商品について
ラザダでは、海外からの商品の販売に対して、禁止している商品ももちろんあります。常識的な商品とはなりますが、アルコール、武器、独立型バッテリー、モバイルバッテリー、医薬品、タバコなどは、シンガポール、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアとすべての国で禁止されています。加えて、インドネシアでは、スマートフォンも禁止されています。またサプリメントや、食品についても各国で規制があるため確認が必要です。
ラザダでは、バングラディッシュや、カンボジアへの発送はできる?
ラザダでは、バングラディッシュやカンボジアは人口や購買力が、他国よりも劣るため、配送は行っていません。
LAZADAでの配送の流れまとめ
ラザダでは、LAZADA GLOBALを利用した販売では、日本ではシンプルかつ安価、かつ早いタイムスケジュールで商品を発送し届けることができます。また販売が安定もしくは需要が見込めれば、現地で会社を設立し、物流拠点を持つことで、さらに海外展開を加速することも1つかと思います。